メディカルセミナーズ blog

高齢者看護&介護について、東京・大阪・愛知・福岡で看護師向けのセミナーを開催しているメディカルセミナーズです。褥瘡・胃瘻・認知症・フットケア・創傷管理・口腔ケア・ストーマなど各テーマのセミナーの情報や、参加者の感想などを紹介しています。

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高齢者看護&介護について、東京・大阪・愛知・福岡で看護師向けのセミナーを開催しているメディカルセミナーズです。褥瘡・胃瘻・認知症・フットケア・創傷管理・口腔ケア・ストーマなど各テーマのセミナーの情報や、参加者の感想などを紹介しています。

セミナー情報 / スタッフ日記

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(文末に堀内園子先生の認知症セミナー情報あります!)


広報部より、

こんにちは、上西です。
いよいよ梅雨入りしましたね。

最近読んでいる漢方の本によると、
この時期の食べ物に気をつけると
夏バテしにくい体ができるとか。

脂っこいものや甘いものを少なくして
旬のもの、香りのいいものを
食べるとよいようです。

大葉やミョウガなんか
いいですよね。

先日、福岡オフィスのスタッフが
法事で実家に帰省していました。

戻ってくるなり、
「介護ってやっぱり大変!」
とため息をついていたので
聞いてみたところ
おばあちゃんの介護で
親戚が揉めたそうです。

彼女の実家は
九州の山間部の農家。

おばあちゃんは80代で
少し認知症状は出ていたけど、
家族が見守り、
自宅で過ごしていたのですが、

畑で転んで足を骨折。

入院をきっかけに
症状が一気に進んでしまいました。

徘徊や異食、
暴力をふるうなどの症状があるので
骨折が治ってからも、
入院できるところに
転院することになりました。

家族は皆仕事をしているので、
病院でケアしてもらえて安心だね
と思っていたそうです。

しかし、法事に集まった親戚は
納得しませんでした。

「骨折が治ったなら
 退院できるだろう?」

「家に帰りたいに決まっている」

「家族が面倒みるのがいちばん」

そんなことを言われて、
少し落ち込んでしまったそうです。

先週6/8(木)の朝日新聞に、
公益社団法人「認知症の人と家族の会」代表理事
高見国生さんのインタビューが
掲載されていました。

この会は1980年代に結成されて、
認知症対策が全くなかった時代から
家族の要望をまとめて、
国に働きかけてきたそうです。

2000年に介護保険ができて、
デイサービスやショートステイが
利用できるになって

家族の状況は「雲泥の差」と
いうくらい変わったとのこと。

「自分の時間ができた」
「外出できるようになった」
家族の会のアンケートに
そんな回答が増えたそうです。

それでも、認知症の家族をケアする
気持ちのしんどさは
変わらないといいます。

認知症だけでなく、
病気になった高齢の家族を
ケアするのは
精神的にも、そして経済的にも
しんどいものです。

高齢者本人のためにも、
家族のためにも
もっともっと使いやすい
制度になっていくといいですね。

広報部 上西

P.S.
まもなく開催となる
認知症ケアセミナー、
いずれも残席わずかです。

お申し込み、お急ぎください!

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※今週末、まだまにあいます!
◆6/17(土) 大阪会場
http://medisemi.com/seminars/2017/06/ninchisho-care-horiuchi-2017-6-17-osaka.html

◆7/1(日) 東京会場 
http://medisemi.com/seminars/2017/06/ninchisho-care-horiuchi-2017-7-1-tokyo.html



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