メディカルセミナーズ blog

高齢者看護&介護について、東京・大阪・愛知・福岡で看護師向けのセミナーを開催しているメディカルセミナーズです。褥瘡・胃瘻・認知症・フットケア・創傷管理・口腔ケア・ストーマなど各テーマのセミナーの情報や、参加者の感想などを紹介しています。

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高齢者看護&介護について、東京・大阪・愛知・福岡で看護師向けのセミナーを開催しているメディカルセミナーズです。褥瘡・胃瘻・認知症・フットケア・創傷管理・口腔ケア・ストーマなど各テーマのセミナーの情報や、参加者の感想などを紹介しています。


東京(調布市)のオフィスより

白倉です。

先週、Aさん(看護師の女性)が、
足の測定をするために
来社してくれたのですが、

来社直後、
挨拶をしたか?否か?
わからないタイミングで、

Aさん、
「あ、白倉さんですよね?」


「あ、はい。白倉で、」

Aさん、
「いま駅の京王ストアで、
ブラックサンダー買ってきたんで、
食べてください!」


「あ、ありがとうご、」

Aさん、
「メルマガみてますよ。
私もブラックサンダー
好きなんですよ!」

という感じで、

完全にAさん主導権をとられ、
足の測定を実施しました。



足の測定は、
立位と歩行の状態を
精密機械をつかって計測し、

その計測値をもとに、
全部で6項目の分析が行われます。

IMG_5171
(こんな風に測定機の上を
いつも通りに歩いてもらいます)

6項目の一つに歩行フェーズ
という項目があるのですが、

私たちの歩行の一歩は、
「着地」、「安定」、「推進」という
3つフェーズで構成されていて、

一歩を100%とすると、
こんな感じの割合が、
理想と言われています。

着地(27%)

安定(40%)

推進(33%)

今回計測をしたAさんは、
「推進」の割合が理想と比べ、
異常に低い数値でした。

「推進」というのは、
足関節から股関節をテコの原理で蹴りだし
身体を前進させるフェーズなので、

Aさんはテコの原理をつかって、
ちゃん蹴りだせてないことになります。



「Aさん、最近、歩くの遅くなっていません?」

Aさん、
「そーなんですよ。自慢じゃないけど、
駅に向かう道のりで、必ず5人には抜かれます(笑)」


足の測定は、こんな感じで
簡単にできる計測なのですが、
自分の弱点が発見できるのが、
ポイントです。

このあとAさんは、
推進力の強化のため、
インソールを注文していきました。


インソールの注文するときは、
まず、アメリカに測定結果を送信し、

その後、アメリカで、
Aさんの足の骨格状態が解析され、
その結果をもとに、日本の義肢装具士さんが、
一つ一つ手作りで作成していく流れになります。

なので、納期が、注文してから
1カ月くらいになってしまいます。

image


image
(FEETinDESIGN社のインソール
しっかりした素材でできているので
足底のアーチを支えることができます)

ちなみに、
今回、アメリカにデータを
送信しようとした時に、

「白倉さん、ちょっと待って」
と、
宮崎(企画部)がやってきて、

宮崎:
「僕も注文するよ。」

私:
「宮崎さんのインソール壊れたんですか?」

宮崎:
「今のインソール3年目で全然問題ないけど、
今のを室内用にして、外履き用として新しいのを買うよ」

「こんどは補正力を更に強化したいので、
スポーツタイプを注文よろしく!」

と言って
去っていきましたが、

Aさんのインソールと一緒に注文しました。


宮崎のインソールは、
3年使用して全く問題ないという事なので、
コスパが良すぎます。

ちなみに、大杉先生のインソールは、
5年以上問題ないと言っていました。


現在、足の測定は、
フットケアの研修の時にしか
実施していませんが、

客観的に自分の足について
考える機会はないと思いますので、
多くの方に計測してもらいたいです。

超高齢化社会の中、
自分の足は自分で守るのが、
大事ですね。


白倉


PS.

足の測定ができる
フットケア入門講座の
開催はこちら↓
http://www.medisemi.com/seminars/foot-care/






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http://www.medisemi.com/seminars/index.html   
  
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