東京(調布市)のオフィスより
白倉です。
先週、Aさん(看護師の女性)が、
足の測定をするために
来社してくれたのですが、
来社直後、
挨拶をしたか?否か?
わからないタイミングで、
Aさん、
「あ、白倉さんですよね?」
私
「あ、はい。白倉で、」
Aさん、
「いま駅の京王ストアで、
ブラックサンダー買ってきたんで、
食べてください!」
私
「あ、ありがとうご、」
Aさん、
「メルマガみてますよ。
私もブラックサンダー
好きなんですよ!」
という感じで、
完全にAさん主導権をとられ、
足の測定を実施しました。
足の測定は、
立位と歩行の状態を
精密機械をつかって計測し、
その計測値をもとに、
全部で6項目の分析が行われます。

(こんな風に測定機の上を
いつも通りに歩いてもらいます)
6項目の一つに歩行フェーズ
という項目があるのですが、
私たちの歩行の一歩は、
「着地」、「安定」、「推進」という
3つフェーズで構成されていて、
一歩を100%とすると、
こんな感じの割合が、
理想と言われています。
着地(27%)
↓
安定(40%)
↓
推進(33%)
今回計測をしたAさんは、
「推進」の割合が理想と比べ、
異常に低い数値でした。
「推進」というのは、
足関節から股関節をテコの原理で蹴りだし
身体を前進させるフェーズなので、
Aさんはテコの原理をつかって、
ちゃん蹴りだせてないことになります。
私
「Aさん、最近、歩くの遅くなっていません?」
Aさん、
「そーなんですよ。自慢じゃないけど、
駅に向かう道のりで、必ず5人には抜かれます(笑)」
足の測定は、こんな感じで
簡単にできる計測なのですが、
自分の弱点が発見できるのが、
ポイントです。
このあとAさんは、
推進力の強化のため、
インソールを注文していきました。
インソールの注文するときは、
まず、アメリカに測定結果を送信し、
その後、アメリカで、
Aさんの足の骨格状態が解析され、
その結果をもとに、日本の義肢装具士さんが、
一つ一つ手作りで作成していく流れになります。
なので、納期が、注文してから
1カ月くらいになってしまいます。


(FEETinDESIGN社のインソール
しっかりした素材でできているので
足底のアーチを支えることができます)
ちなみに、
今回、アメリカにデータを
送信しようとした時に、
「白倉さん、ちょっと待って」
と、
宮崎(企画部)がやってきて、
宮崎:
「僕も注文するよ。」
私:
「宮崎さんのインソール壊れたんですか?」
宮崎:
「今のインソール3年目で全然問題ないけど、
今のを室内用にして、外履き用として新しいのを買うよ」
「こんどは補正力を更に強化したいので、
スポーツタイプを注文よろしく!」
と言って
去っていきましたが、
Aさんのインソールと一緒に注文しました。
宮崎のインソールは、
3年使用して全く問題ないという事なので、
コスパが良すぎます。
ちなみに、大杉先生のインソールは、
5年以上問題ないと言っていました。
現在、足の測定は、
フットケアの研修の時にしか
実施していませんが、
客観的に自分の足について
考える機会はないと思いますので、
多くの方に計測してもらいたいです。
超高齢化社会の中、
自分の足は自分で守るのが、
大事ですね。
白倉
PS.
足の測定ができる
フットケア入門講座の
開催はこちら↓
http://www.medisemi.com/seminars/foot-care/